アオキ トシヒロ   AOKI Toshihiro
  青木 稔弥
   所属   文学部 日本語日本文化学科
   文学研究科 国語国文学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1986/12
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 自伝の鼻祖たるの栄誉を求めよ―逍遥における「自伝」と小説―
執筆形態 単著
掲載誌名 国語国文
巻・号・頁 55(12)
概要 逍遥の明治19年から20年はじめにかけての伝記論は、小説家としての関心に支えられたもので、伝記→自伝→自叙体という発想を内蔵するものであった。その発想を最も反映している小説は、『種拾ひ』である。伝記論「真成の実伝の編述を促す」における種本の存在、「自伝」という語の初出の指摘、「自伝」の概念の普及のありさまをも、あわせて述べた。