教員情報
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タニガワ コウジ
TANIGAWA Koji
谷川 弘治 所属 教育学部 教育学科 文学研究科 心理学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03/31 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 小児がん経験者の入院前から復学後における地元の友達との繋がり
〜友達との繋がりを維持する要因〜 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 育療 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 一般社団法人 日本育療学会 |
巻・号・頁 | 68,1-9頁 |
担当区分 | 最終著者 |
著者・共著者 | 永吉美智枝・足立カヨ子・斉藤淑子・髙橋陽子・谷川弘治 |
概要 | 小児がん経験者の入院前から復学後の成長発達過程における地元の友達との繋がりを維持する要因を明らかにすることを目的に,13名を対象に質的記述的研究を行い,24サブカテゴリー,9カテゴリーが生成された。入院中,経験者は【前籍校の担任を介したクラスメイトとの交流】があり,【一時退院や外泊中の前籍校への登校】の機会により繋がりが維持されていた。復学後は【欠席に対するクラスメイトの理解】や,【クラスメイトによる復学時のお祝い】により帰属感を感じていた。入院中に【仲の良い友達との交流】が続いたことや,復学後に【入院前からの親しい友達を介した交流】が生じたことなど,仲の良い友達を支えに新たな友達関係を形成していた。【自己の本質を見てくれた親友の存在】があり,普通に接してくれる【病気を知る友達との変わらない関係性】が関係性を発展させる要因であると示唆された。 |