ハナダ ミワコ   HANADA Miwako
  花田 美和子
   所属   人間科学部 都市生活学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/03
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
査読 査読あり
標題 ブルーベリーによる染色におけるpHの影響
執筆形態 共著
掲載誌名 神戸松蔭女子学院大学研究紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 1,87-96頁
総ページ数 10
著者・共著者 新本唯佳、花田美和子
概要 ブルーベリーを用いて試料布を染色し、染色条件と色との関係を検討した。試料布には、綿、羊毛、絹の平織布を用いた。ブルーベリーは冷凍のものを用い、水を加え、60℃で煮出して染色液を抽出した。これに塩酸、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウムを用いて、pHを2、4、6、8の4種類の染色液を調整した。染色は常温で行い、染色時間は15分、30分、45分とした。染色された布の測色をおこない、L*a*b*値を得た。その結果、試料布の素材、染色液のpHによってそれぞれ異なる色が得られた。綿はいずれのpHにおいても薄く染まり、絹と羊毛では綿よりも濃色に染まった。また、pHが低いほうが赤みが強くなり、pHが高いほうが青みが強くなったが、pH8ではL*値が高くなり、最も薄い色に染まった。