トクヤマ タカコ   TOKUYAMA Takako
  徳山 孝子
   所属   人間科学部 ファッション・ハウジングデザイン学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2003/10
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 癒される色の一考察
執筆形態 単著
出版社・発行元 ファッション環境学会
巻・号・頁 Vol.13(2),51-60頁
概要 A4,癒される色の要因を明らかにすることを目的とした。実験方法は、癒されるモノ、色、イメージの関連性から分析した。癒されるモノは、被験者が「癒し」から連想するモノとして潜在的な記憶として残っているのは「自然」のモノであるとわかった。癒される色は、緑系や青系であった。赤系、黄系、青系は、ペールトーン、ライトトーン、ブライトトーンの高明度に位置していた。緑系は、ビビッドトーン、ディープトーンが加えられ、高明度高彩度であった。癒されるイメージは、softな感じで、軽くて、透明感があって、無重力の感じが癒しのイメージであった。そのため、癒されるモノ、色、イメージから規則性があり、記憶として持っている「自然」の緑から生活に身近な触感を含めたペールトーン、ライトトーン、ブライトトーンの高明度のsoftなイメージが個人に求められている癒しであることがわかった。