クロサキ ヒロミ   KUROSAKI Hiromi
  黒崎 優美
   所属   人間科学部 心理学科
   文学研究科 心理学専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2002/04
形態種別 研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
標題 痴呆への精神分析的アプローチ
-Bionのアルファ機能による再考-
執筆形態 単著
掲載誌名 プシコフィリア研究
出版社・発行元 関西サイコセラピーの会プシコフィリア
巻・号・頁 第2巻,32-40頁
概要 痴呆(認知症)の主症状について、「アルファ機能」(ビオン, 1959)の逆転という観点から考察した。ビオンは統合失調症の理解に本理論を用いたが、認知症における記憶や見当識の障害もまた、アルファ機能の逆転により生じる「奇怪な対象」との接触や「ベータ要素」の排出という一連の心的行為として理解できることを臨床的素材を用いて示した。