(最終更新日:2024-04-19 19:39:44)
  タテイシ タキコ   Takiko Tateishi
  立石 多貴子
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   職位  准教授
基本情報
■ 専門分野
境界医学, 臨床検査医学, 病態医科学 (キーワード:生体試料、定量検査、標準化、品質保証、バリデーション、臨床化学検査) 
■ 最終学歴
九州大学大学院 医学系学府 保健学専攻 博士後期課程 修了
■ 保有学位
1. 博士 (保健学)
■ 免許・資格
1. 臨床検査技師
2. 認定臨床化学者
3. 上級健康食品管理士
4. 分析機器・試薬アナリスト
研究業績
■ 研究テーマ
1. 生体試料におけるバイオマーカーの測定法考案と改良および臨床応用
2. 臨床化学検査の品質保証に関する研究
■ 著書・論文等
1. 2024/03/27 著書  新版 臨床化学 第4版 生化学的検査  89-98頁 (共著) 
2. 2022/03 論文  熊本保健科学大学のプレOSCEへの取り組みについて 臨床検査学教育 14(1),78-83頁 (共著) 
3. 2019/07 論文  A novel assay for triglycerides using glycerol dehydrogenase and a water-soluble formazan dye, WST-8. Ann Clin Biochem 56(4),pp.442-449 (共著) 
4. 2019/03 論文  ヒト血清アルブミン酸化還元状態を推定する新規分光学的測定法 日本臨床化学会九州支部会誌 29,1-7頁 (共著) 
5. 2018/04 論文  Establishment of a rapid and simple assay for measuring serum trehalase activity International Journal of Analytical Bio-Science 6(2),pp.19-24 (共著) 
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■ 学会発表
1. 2023/03 血清カルシウム測定をモデルケースとした臨床検査室で実施可能な頑健性評価に関する試み(第33回生物試料分析科学会年次学術集会)
2. 2022/01 熊本保健科学大学のプレ OSCE への取り組みについて(第15回日本臨床検査学教育学会学術大会)
3. 2018/08 ヒト血清アルブミンの酸化還元状態推定試薬の改善及び推定方法の構築(第58回日本臨床化学会年次学術集会)
4. 2016/09 Development of the High-Sensitivity Assay of Protein by New Principle of Three-Dimensional Complex with Protein-Copper-Chromazurol B.(14th Asia-Pacific Federation for Clinical Biochemistry and Laboratory Medicine Congress (TICC))
5. 2016/02 高速液体クロマトグラフィを用いた尿中サルコシンの高感度測定法(第26回生物試料分析科学会年次学術集会)
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■ 受賞歴
1. 2006/04 熊本県臨床検査技師会 学術奨励賞
社会活動・地域貢献
■ 所属学会
1. 1994/09~ 日本臨床衛生検査技師会
2. 2001/10~ 生物試料分析科学会
3. 2017/04~ ∟ 理事
4. 2001/04~ 日本臨床化学会
5. 2014/04~ 日本食品安全協会
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メッセージ
■ メッセージ
「一期一会」という言葉をご存じでしょうか。もともと茶道で使われていた言葉で「茶会で出会う方々は常に一度きりだと思い、丁寧に茶を出してもてなす」といった意味があります。本学で学ぶ時間は「一期一会」です。長いようであっという間の時間です。楽しみながら、大切に過ごしてほしいと思います。また、本学で出会ったお友達、先輩・後輩、先生方との出会いも「一期一会」です。きっと皆さんがこれからの人生を歩んで行く上で、一生の宝物になると思います。学科問わず、思いやりを持っていろいろな人と接し、同じ時を過ごし、たくさんの仲間を作ってください。
■ 研究紹介
臨床検査の役割のひとつとして、がんや糖尿病など様々な疾患について、いち早く身体の異常をとらえ、治療につなげるということがあります。私が取り組んでいるのは、尿や血清などの生体試料中に含まれている生体成分を検出するために、化学反応を用いた測定法を考案したり、既存の測定法を改良するといった研究に取り組んでいます。また近年、患者さんから採血し、医師への検査データ報告までの臨床検査システムについて関心が高まっており、細部にわたる作業について世界的に標準化が進められてきています。そこで、臨床検査システムの標準化へ貢献できるよう研究を進めてみたいと考えています。