(最終更新日:2021-10-21 17:19:44)
  ヤマグチ ルイ   Rui Yamaguchi
  山口 類
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位  准教授
基本情報
■ 専門分野
公衆衛生学環境疫学, 免疫学, 蛋白学, 遺伝子学 (キーワード:フタル酸・自己免疫疾患・好中球プロテアーゼによる細胞内シグナル伝達・受容体間のクロストーク・DNAワクチン) 
■ 最終学歴
鹿児島大学連合大学院連合農学研究科 博士課程 修了
■ 保有学位
1. 博士(農学)
■ 免許・資格
1. 高等学校教諭一種免許
■ Researchmapリンク
1. https://researchmap.jp/ruiluisLink
研究業績
■ 研究テーマ
1. 細胞を用いた様々な病態に関する研究
2. 臨床データや検体を用いた疫学調査
■ 著書・論文等
1. 2021/07 論文  Adaptive immunity: the role of toll-like receptors. Austin J Allergy. 2 7(1) (共著) 
2. 2020/12 論文  The Role of Membrane-embedded DUOX2 on Ectodomain Shedding via G protein-coupled Receptor Signaling J Cell Signal 2,pp.27-46 (共著) 
3. 2019/04 論文  Essential Role of GM-CSF-Dependent Macrophages in Human Autoimmune and Inflammatory Responses J Cytokine Biol 4(1) (共著) 
4. 2021/04 論文  Ectodomain Shedding May Play a Pivotal Role in Disease Severity in COVID-19 Journal of Cellular Signaling 2(2),pp.100-102 (共著) 
5. 2019/06 論文  Di-(2-Ethylhexyl) Phthalate Promotes Release of Tissue Factor-Bearing Microparticles From Macrophages via the TGFβ1/Smad/PAI-1 Signaling Pathway The American Journal of the Medical Sciences 357(6),pp.492-506 (共著) 
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■ 学会発表
1. 2021/10/08 Adaptive Immunity: The Role of Toll-Like Receptors(The organizing committee of the 6th AHSS 2021 Kumamoto Health Science University)
2. 2014/03 三日熱マラリア伝搬阻止ワクチン候補抗原(Pvs25)の反復整列化とそのワクチン効果(第83回日本寄生虫学大会)
3. 2013/10/03 日本脳炎ウイルス抗原, コイルドコイル5量体, 免疫グロブリン結合ドメインから構成される三部構成複合体のワクチン機能解析(第54回日本熱帯医学会大会)
4. 2013/03/29 Plasmodium yoelii MSP1の高分子量化による可溶性凝 集体化とそのワクチン機能増強効果(第82回日本寄生虫学会大会)
5. 2012/09/28 中度好塩菌Chromohalobacter salexigens由来金属結合蛋白質の金属親和性と塩の効果(日本農芸化学会西日本支部大会)
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■ 受賞歴
1. 2016/12 熊本大学医学部  肥後医育振興会 平成28年度熊本大学医学部  肥後医育振興会 学術奨励賞
■ 特許
1. 2021/02/25 PORCINE CIRCOVIRUS TYPE 2 VLP VACCINE(WO/2021/033420)Link
社会活動・地域貢献
■ 所属学会
1. 日本産業衛生学会
2. 日本生化学会
3. 日本蛋白質科学会
4. 日本農芸化学会
5. 日本分子予防環境医学研究会
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メッセージ
■ 研究紹介
疫学関連の研究としては臨床データや検体を用いたデータの解析を行っています。その中にはエコチル調査というものがあります。エコチル調査とは子どもの成長や健康に影響をあたえる環境要因を解明していくことであり、調査の結果にもとづき、子どもの成長や健康に影響をあたえる原因となる物質の使用を規制するなど有効な対策に繋げることを目的としています。
 基礎医学の研究としましては新たなワクチンの研究開発を行っています。ワクチンの製造コストというのは非常に高く、地域によってはワクチンを必要としている人に行き渡らないのが現状です。そのためにはコスト削減のために新たなワクチンの開発が必要となります。また細胞等を用いて様々な病態に対する機構の研究も行っております。熊本保健科学大学では好中球エラスターゼと各種病態についての研究の他に環境化学物質の影響についても疫学的な調査からだけでなく基礎医学からのアプローチも行っております。