(最終更新日:2023-08-08 15:51:30)
  タカシマ トオル   Toru Takashima
  高島 利
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 看護学科
   職位  講師
基本情報
■ 専門分野
基礎看護学 (キーワード:基礎看護学、認知症、摂食嚥下) 
■ 最終学歴
佐賀大学医学部博士課程医科学専攻 修了(博士(医学))
■ 保有学位
1. 修士(看護学)
2. 博士(医学)
研究業績
■ 研究テーマ
1. 基礎看護領域における看護学生の教育に関する研究(2023年度~オリジナル動画を導入した看護技術演習に関する研究)
2. 5.地域在住高齢者の口腔機能維持・向上を目的とした集団活動の効果に関する研究(2023年度~)
3. 摂食嚥下に関する研究
4. 多職種連携チームで考案した認知症予防レクリエーションプログラムに関する研究
5. 認知症ヘルスリテラシーに関する研究
■ 著書・論文等
1. 2023 論文  コロナ禍の看護基礎教育施設における代替学内実習の現状に関する文献レビュー  (20),75-83頁 (共著) 
2. 2023 論文  看護学生のバイタルサイン測定の技術習得に向けた効果的な教育方法の検討  (20),49-58頁 (共著) 
3. 2022/11 著書  認知症啓発活動を行う認知症サポーターのBenefit-認知症啓発活動を行う認知症サポーター大学生ボランティア団体「Orange Project」 アドミニストレーション 29(1),11-20頁 (共著) 
4. 2022/01 論文  認知症と診断された患者の家族介護者のヘルスリテラシー   (共著) 
5. 2021/03 著書  これで解決!認知症の食べるを支えるポイント43  104-105頁 (共著) 
全件表示(28件)
■ 学会発表
1. 2022/12 健康格差縮小のための公衆衛生看護実践モデルの検討(学会発表)(第11回日本公衆衛生看護学会学術集会)
2. 2021/08 食嗜好が嚥下機能に与える影響 ~咀嚼能力の視点から~(第26・27回 合同学術大会 日本摂食嚥下リハビリテーション学会)
3. 2020/01/12 家族介護者のヘルスリテラシー向上に資する支援のあり方に関する研究(第8回日本公衆衛生看護学会学術集会・第8回日本公衆衛生看護学会学術集会講演集p215)
4. 2020/01/12 認知症高齢者介護家族におけるヘルスリテラシーの特徴(第8回日本公衆衛生看護学会学術集会・第8回日本公衆衛生看護学会学術集会講演集p212)
5. 2019/11/06 Dementia prevention recreation program devised by collaborations among a team of experts From the nursing perspective-(International Conference of the 40th Anniversary of AMS-KKU Foundation in Conjunction with the 4th Allied Health Sciences)
全件表示(38件)
■ 受託研究・競争的資金
1. 2023~2025  地域在住高齢者の口腔機能維持・向上を目的とした集団活動の効果に関する研究 機関内共同研究 
2. 2018~2019  スポンジブラシを用いた口腔内刺激による即時的な口腔機能効果―健常高齢者および健常若年者の比較― 機関内共同研究 
3. 2018~2019  食嗜好が嚥下機能に与える影響-咀嚼能力の視点から- 機関内共同研究 
4. 2018~2019  Cognitive frailty予防のための多職種連携介入プログラムの効果 その他の補助金・助成金 
5. 2017~2019  地域高齢者におけるヘルスコミュニケーションのあり方に関する研究 機関内共同研究 
全件表示(7件)
社会活動・地域貢献
■ 所属学会
1. 2017~ 日本公衆衛生看護学会
2. 2017~ 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
3. 2017~ 日本認知症ケア学会
4. 2016~ 日本老年看護学会
■ その他
1. 2022/11 熊本摂食嚥下リハビリテーション研究会 キャラバン隊in天草 「高齢者の摂食嚥下障害」
2. 2021/06 出前授業(宮崎県立小林高等学校)
3. 2019/10 第10回清水湧く湧く福祉まつり(清水小学校)
4. 2019/06 出前授業(熊本私立尚絅高等学校)
5. 2018/10 さろんMMSE評価(北部東コミュニティセンター)
全件表示(8件)
メッセージ
■ 授業紹介
1年生と2年生の授業科目を主に担当しています。1年生では看護に必要なグラフや計算などの基礎力を身につけるための講義の他、演習、臨地実習を担当しています。2年生では1年次で学修した内容をベースに講義、演習、臨地実習を担当しています。1・2年次の演習や臨地実習においては、看護技術の習得も大事ですが、演習では患者役となり、患者さんに対する配慮(声かけなど)についても考えていきます。4年生には看護総合実習と看護研究演習、この他、大学院の講義(分担)も担当しています。
■ メッセージ
看護師を目指す皆さんへ

 看護師を目指す皆さんには、講義や病院・施設での臨地実習などを通して学ぶだけでなく、たくさんの「経験」を在学中にしてもらいたいと思います。いくら豊富な知識や技術があっても、身体や心を痛めている患者さんの気持ちがわからなければ、患者さんの立場に立った看護はできないからです。様々な「経験」をして、味わった悔しさや悲しみ、あるいは喜び、そしてその中での奮闘などは、大学卒業後、病院や施設などで患者さんにケアを行う時に必ず患者さんの立場に立って考えることにつながると思います。「経験」は、皆さんにとって何一つ無駄なことはないので、失敗を恐れず、色々なことにチャレンジしてみて下さい。
■ 研究紹介
1.認知症に関するヘルスリテラシーに関する研究
2.摂食嚥下に関する研究
3.多職種連携チームで考案した認知症予防レクリエーションプログラムの効果に関する研究
4.基礎看護領域における看護学生の教育に関する研究(2023年度~オリジナル動画を導入した看護技術演習に関する研究)
5.地域在住高齢者の口腔機能維持・向上を目的とした集団活動の効果に関する研究(2023年度~)
■ 活動紹介
2017年から認知症予防応援サポートチームwith熊保大を大学内の多職種(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・保健師)の教員で結成し、脳いきいき健康教室(認知症予防レクリエーションプログラム)を地域の高齢者と一緒に認知症予防に取り組み、その活動報告を国内外で発表し、取り組んでいます。具体的には、2017年10月~12月(3か月間)の期間に西里校区の65~82歳の高齢者(平均72.4±5.1歳、男性4名、女性14名)、2018年2月~6月(3か月間)の期間に西里・川上校区の65~83歳の高齢者(平均70.7±4.8歳、男性6名、女性8名)を対象にレクリエーションプログラムを取り入れた認知症予防健康教室を実施しました。健康教室の具体的な内容は、集団活動として準備体操、身体と認知能力を使うゲーム、個別課題として脳トレーニングを実施して、その結果、健康教室後に注意機能、認知機能、発声持続時間等が改善しました。しかし、新型コロナによる外出自粛の長期化で認知症予防活動が中止となって活動を休止していましたが、地域在住高齢者を対象にした活動を予定しています。