(最終更新日:2020-03-04 12:27:31)
  ヤマノ カツアキ   Katsuaki Yamano
  山野 克明
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科生活機能療法学専攻
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位  教授
基本情報
■ 専門分野
作業療法学, 医療技術倫理, 医療社会学, 教育評価 (キーワード:作業療法学、医療倫理学、臨床倫理学、専門職倫理学) 
■ 最終学歴
熊本大学大学院 社会文化科学研究科 博士後期課程 修了
■ 保有学位
1. 学士 (保健衛生学)
2. 修士 (学術)
3. 博士 (学術)
研究業績
■ 研究テーマ
1. リハビリテーション医療において派生する臨床倫理的問題とその解決方法について
2. リハビリテーション専門職が有するべき徳について
3. リハビリテーション専門職の職業倫理
4. 作業療法におけるインフォームド・コンセントのあり方について
5. 作業療法士養成教育における適正な成績評価について
■ 著書・論文等
1. 2019/08 著書  熊本保健科学大学ブックレット07 作業療法士ってすばらしい ~熊本の未来を担う作業療法士の活躍~   (共著) 
2. 2019/03 論文  作業療法士養成教育における診療参加型の地域実習における意義と課題 ~学生が経験した実習内容からの考察~ 熊本保健科学大学研究誌 (16),105-117頁 (単著) 
3. 2019/03 論文  新人作業療法士に対する倫理コンサルテーションの意義 作業療法研究くまもと 6(1),43-48頁 (単著) 
4. 2019/03 論文  専門職としての作業療法士が有するべき徳に関する探究 臨床倫理 7,52-59頁 (単著) 
5. 2019/03 論文  地域実習におけるルーブリック評価の実践と課題 -実習生へのアンケート結果からの考察- リハビリテーション教育研究 (25),228-229頁 (単著) 
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■ 学会発表
1. 2019/11/16 リハビリテーション専門職が有するべき徳の必要度と充実度に関する大学生を対象としたアンケート調査(第3回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会)
2. 2019/11/08 Clinical Ethical Dilemmas in the Practice of Occupational Therapy for Mental Health.(International Conference of the 40th Anniversary of AMS-KKU Foundation in Conjunction with the 4th Allied Health Sciences Symposium)
3. 2019/09/20 作業療法実習生の視点による地域実習改訂版ルーブリック評価の実践と課題(日本医療マネジメント学会 第18回九州・山口連合大会)
4. 2019/08/30 地域実習における改訂版ルーブリック評価の実践と課題 ~臨床実習指導者に対するアンケート結果から~(全国リハビリテーション学校協会 第32回教育研究大会・教員研修会)
5. 2019/06/11 Key Virtues That are Necessary and Sufficient for Different Therapy Professions, as Defined by Licensed Therapists(13th International Society of Physical and Rehabilitation Medicine World Congress (ISPRM 2019))
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■ 受賞歴
1. 2010/03 熊本大学 熊本大学 学長賞(学績優秀)
2. 2001/03 広島市病院事業局 広島市病院事業局 広島市民病院奨励賞(学術論文部門)
社会活動・地域貢献
■ 所属学会
1. 1990/06~ 日本作業療法士協会
2. 2011/04~ 熊本県作業療法士会
3. 2015/06~ ∟ 理事
4. 日本RAのリハビリ研究会
5. 2001/04~2004/04 ∟ 事務局長
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■ 委員・役員等
1. 2019/06~ 一般社団法人 熊本県作業療法士会 理事(社会局長)
2. 2017/06~2019/06 一般社団法人 熊本県作業療法士会 理事(学術・教育局長,専門教育部担当)
3. 2015/06~2017/06 一般社団法人 熊本県作業療法士会 理事(学術部担当)
■ 講演等
1. 2019/09/14 研究法・研究計画書の作成方法総論(熊本市)
2. 2019/09/14 研究倫理(熊本市)
3. 2019/09/14 質的研究の基礎(熊本市)
4. 2019/08/25 職業倫理(熊本市)
5. 2018/12/08 基本統計(大阪市)
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■ その他
1. 九州医学哲学・倫理学会
2. 2014/04~2014/09 第11回熊本作業療法学会 査読部長
3. 2010/10~2011/03 第10回熊本作業療法学会 査読部長
4. 2007/04~ 九州理学療法士・作業療法士合同学会 演題査読委員
5. 2007/03~2010/03 佐賀中部広域連合 介護保険住宅改修研修会講師
メッセージ
■ メッセージ
「人のためになりたい」と思っている皆さんへ

 医療や介護の専門職を目指そうとする人は皆「人のためになりたい」という思いを持っておられます。人が「人のためになる」存在であることは素晴らしいことです。しかし、何も行動せずに、いつのまにか「人のためになっている」ことはほとんどありません。ましてや、専門職を目指す以上、「人のためになる」ために何をすればよいか、主体的に追い求めて行く必要があります。
 「人のためになる」ためには、まず、皆さん自身が他者にとって模範たる存在である必要があります。そのためには、皆さんが自分に対して「厳しく」ある必要があります。これはかなりキツイことです。でも、自分に対して厳しくあれば、人に対して「やさしく」なることができます。そして、自分に対して厳しく、人に対してやさしくなれれば、その人にしっかりと「向き合う」ことができます。他者としっかりと向き合えるか? 「人のためになる」ために必要不可欠のことだと思います。
■ 研究紹介
作業療法士になって四半世紀を過ぎました。
 作業療法士は医療の専門職ですが、とてもわかりにくい職業です。ずっと「作業療法士の独自性(専門性)って何だろう」と考えてきました。よく比較される理学療法士との違いを念頭に置きながら、専門職としての作業療法士の独自性について考えてきました。
 より良い作業療法を目指す優れた理論(仕事の手引きのようなもの)はたくさんあります。しかし、結局、「ここからここまでが作業療法士の独自性です」というように、役割や仕事の内容から作業療法士の独自性を線引きすることは難しいという結論に至りました。それでも、作業療法士と理学療法士はどこか違います。ひょっとしたら、それは役割や仕事の内容ではなく良い行為を行うための優れた性格、すなわち「徳性」にあるのでは?と考えるようになりました。
 かつて、患者さんと家族との間でリハビリテーション医療に関する「説明の内容」をめぐるトラブルを経験したことから、倫理学に関心を持つようになりました。今は、倫理学の助けを借りながら、医療介護従事者の徳を明らかにし、そこから作業療法士の独自性を浮き彫りにできないか、研究を進めています。