(最終更新日:2019-06-26 14:57:55)
  スギウチ ヒロユキ   Hiroyuki Sugiuchi
  杉内 博幸
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   熊本保健科学大学  学生相談・修学サポートセンター
   職位  教授
基本情報
■ 専門分野
境界医学 (キーワード:臨床検査医学,臨床病理学,臨床化学,免疫血清学,臨床検査システム) 
■ 最終学歴
熊本商科大学二部(商学部)
■ 保有学位
1. 薬学博士(熊本大学 薬博乙46号)
■ 免許・資格
1. 国際細胞検査士資格(登録番号1475号)
2. 日本臨床化学者(日本臨床化学会 認定番号02-17)
3. 細胞検査士資格(登録番号497号)
4. 臨床検査技師免許(登録番号5320号)
5. 衛生検査技師免許(登録番号 熊本県1165号)
研究業績
■ 研究テーマ
1. 2型糖尿病におけるリポタンパク分画の臨床的有用性に関する研究
2. リポタンパク質コレステロール測定法に関する研究
■ 著書・論文等
1. 2018/03 論文  欧文原著論文
Transcription factor specificity protein 1 modulates TGFβ1/Smad signaling to negatively regulate SIGIRR expression by human M1 macrophages stimulated with substance P. Cytokine 17(108),pp.24-36 (共著) 
2. 2017/11 論文  欧文原著論文
Differential regulation of IL-23 production in M1 macrophages by TIR8/SIGIRR through TLR4- or TLR7/8-mediated signaling. Cytokine Nov:99,310-315頁 (共著) 
3. 2017/01 論文  欧文原著論文
Surfactant Protein D Inhibits Interleukin-12p40 Production by Macrophages Through the SIRPα/ROCK/ERK Signaling Pathway. Am J Med Sci Jun;353(6),559-567頁 (共著) 
4. 2016/07 論文  欧文原著論文
Neutrophil elastase enhances IL-12p40 production by lipopolysaccharide- stimulated macrophages via transactivation of the PAR-2/EGFR/TLR4 signaling pathway. Blood Cells Mol Dis 59,1-7頁 (共著) 
5. 2015/10 論文  欧文原著論文
Differences in reaction specificity toward lipoprotein X and abnormal LDL among 6 homogeneous assays for LDL- cholesterol. Clin Chim Acta 439,29-37頁 (共著) 
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■ 学会発表
1. 2017/11 特定健診におけるHbA1c値の地区間差是正に向けた取り組み(第64回日本臨床検査医学会学術集会)
2. 2017/10 2型糖尿病におけるリポタンパク分画の臨床的有用性について(第57回日本臨床化学会年次学術集会)
3. 2014/09 2型糖尿病におけるHDL亜分画測定の臨床的意義について.(第54回日本臨床化学会 年次学術集会 2014)
4. 2014/09 HDLコレステロールをめぐる最近の話題 (リポ蛋白検査専門委員会プロジェクト報告).(第54回日本臨床化学会 年次学術集会 2014)
5. 2013/09 2型糖尿病におけるレムナントコレステロール(RemL-C)の臨床応用について,(第53回日本臨床化学会年次学術集会,)
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■ 受賞歴
1. 2017/11 熊本大学 熊本大学 卒業生表彰(熊本大学:熊本大学保健学科同窓会推薦)
2. 2005/07 アメリカ臨床化学会 Pacific Biometrics Research Foundation (PBRF) Award(アメリカ臨床化学会)
3. 2003/04 熊本県臨床衛生検査技師会 第35回 熊本県医学検査学会 会長特別賞受賞(熊本県臨床衛生検査技師会) (熊本県における臨床検査データの標準化に対する貢献)
4. 2002/06 日本臨床検査精度管理奨励会 第17回 日本臨床検査精度管理奨励会 奨励賞(日本臨床検査精度管理奨励会) (目標値設定試料を用いた標準化事業の問題点とその解決法の検索)
5. 2002/05 日本臨床衛生検査技師会 第51回 日本医学検査学会 学術研究奨励賞受賞(日本臨床衛生検査技師会) (熊本県における臨床化学値標準化事業の成果)
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■ 受託研究・競争的資金
1. 2012/04~2015/03  HDL亜分画コレステロール測定法の開発と臨床応用に関する研究 基盤研究C 
2. 2009/04~2012/03  アポE-rich HDL-C測定法の開発と臨床応用に関する研究 基盤研究C 
3. 2007/06  標準化事業における脂質,特にHDL-C試料作成の問題点とその解決法の検索 その他の補助金・助成金 
社会活動・地域貢献
■ 所属学会
1. 1985/04~ 日本臨床検査医学会(旧 臨床病理学会)
2. 1988/05~ アメリカ臨床化学会
3. 1998 ∟ 平成10年 J Clin Chem 査読委員
4. 1991/04~ 生物試料分析学会
5. 1991/04~ ∟ 評議員
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■ 委員・役員等
1. 2015/04/01~ 日本臨床化学会  リポ蛋白検査専門委員会 スーパーバイザー
■ その他
1. 2009/04~2014/03 熊本県医師会精度管理専門委員会委員
2. 2008/04 第40回熊本県医学検査学会(学会長)
3. 2005/04~2008 九州臨床検査精度管理研究会・解析委員
4. 2000/04~2013 熊本県医師会精度管理専門委員会・標準化ワーキンググループ委員長
メッセージ
■ メッセージ
臨床検査技師を目指すみなさんへ

臨床検査技師の教育制度が4年制大学に移行し、また、大学院に進学することも可能となり、より専門的な知識や技術の習得が可能となってきました。これからの臨床検査技師は、検査に関係する研究や試薬の改良・開発を自らの手で行える環境にあります。そのような状況の中で、本学では、卒業研究などでデータ収集および解析能力を養い、プレゼンテーション能力を身につけることを重点的に行います。また、チーム医療が定着していく中で、臨床検査技師もチームの一員として参加しますが、この場合、検査データからの病態解析も重要となります。病態解析の能力を養うために、患者さんの検査データを分析し病態を推測するような講義も取り入れています。また、これからの臨床検査技師は、国際的に活躍できる人材の養成が不可欠です。本学では、韓国のテグ大学やタイのコンケン大学と学生間の国際交流(ホームステイや交換研修)を行っています。このような交流を体験して国際的感覚を養って欲しいと思っています。
■ 研究紹介
コレステロールは、細胞膜の構成成分であり、胆汁酸やエストロゲンなどのホルモンやビタミンDの原料となります。コレステロールは、水に溶けにくいので蛋白質と結合し、水に溶けるリポ蛋白質を形成して血中を介して組織に運ばれます。リポ蛋白質は、密度の違いにより分類され、その作用も異なります。低密度リポ蛋白(LDL)はコレステロールを末梢組織に運び、逆に高密度リポ蛋白質(HDL)は組織から肝臓にコレステロールを運びます。このため、血中のLDLが多い場合やHDLが少ないと心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患の原因となります。これらの疾患の発症を予防するには、HDLやLDLのコレステロールを測定することが重要となりますが、従来の測定法は煩雑なため日常検査には適していませんでした。そこで、ポリアニオンや界面活性剤を用いたコレステロールの測定系を研究し、1995年にHDLコレステロール、1998年にLDLコレステロールを10分で測定できる直接法を開発しました。現在では、これらの方法はほとんどの検査室で使用されています。現在の研究は、HDL亜分画やレムナントなどの特殊なリポ蛋白質コレステロール測定法の開発や臨床的意義を研究しています。