(最終更新日:2024-02-15 10:34:30)
  タナカ エリ   Eri Tanaka
  田中 恵理
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 共通教育センター
   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   職位  准教授
基本情報
■ 専門分野
英米・英語圏文学 (キーワード:英米・英語圏文学 ヨーロッパ文学 文学一般) 
■ 最終学歴
九州大学 人文科学府 英語学英文学専修 博士後期課程 修了
■ 保有学位
1. 学士(文学)熊本大学
2. 学士(文学)九州大学
3. 修士(文学)九州大学
4. 博士(文学)九州大学
■ 免許・資格
1. 学芸員
2. 高等学校教諭一種免許状 外国語(英語)
3. 高等学校教諭専修免許状 外国語(英語)
研究業績
■ 研究テーマ
1. アイルランド文学
2. ジェイムズ・ジョイス
3. 英米文学
■ 著書・論文等
1. 2023/10 論文  A Revaluation of Women's Bodily Descriptions in 'Penelope' Journal of Irish Studies (37),pp.36-42 (単著) 
2. 2022/10 論文  (書 評)
Masaya Shimogusu, Izumi Sugawa, Akira Tamura, eds., The Centenary Ulysses [Hyakunenme no Ulysses]  36,pp.77-80 (単著) 
3. 2022/06/16 論文  The Failure of the Old Tinbox Throw: The Emptiness of the Citizen's Identity as a Naionalist in "Cyclops" Joycean Japan (33),pp.5-21 (単著) 
4. 2022/02/02 著書  ジョイスの挑戦『ユリシーズ』に嵌る方法   (共著) 
5. 2021/10 論文  (書 評)
Akira Tamura. Expanding James Joyce: Intertext, Paintings, History [Joyce no hirogari: Intertext/Kaiga/Rekishi] Journal of Irish Studies (35),pp.93-95 (単著) 
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■ 学会発表
1. 2023/06/10 (シンポジウム・ ワークショップ他) 自転車に乗る女性たち ――ジョイス作品にみる身体鍛錬と女性解放(シンポジウム2 ジョイスと女性)(日本ジェイムズ・ジョイス協会 第35回研究大会)
2. 2022/10/22 (シンポジウム・ ワークショップ他) モリーの独白における身体表象の書き換え(日本英文学会九州支部第 75 回大会)
3. 2022/10/09 (シンポジウム・ ワークショップ他) A Revaluation of Women’s Bodily Descriptions in Ulysses(IASIL Japan The 38th International Conference Ulysses and Beyond)
4. 2022/05/21 (学会発表)「エヴリン」におけるアイルランド性への回帰と船乗りの帰還(日本英文学会第94回全国大会)
5. 2021/06/16 (学会発表)The Failure of the Old Tinbox Throw: The Emptiness of the Citizen's Identity and Nationalism in "Cyclops"(Omniscientific Joyce - The 27th International James Joyce Symposium)
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社会活動・地域貢献
■ 所属学会
1. 2006/06~ 日本英文学会
2. 2010/01~ 日本ジェイムズ・ジョイス協会
3. 2016/04~ The International James Joyce Foundation
4. 2016/10~ The IASIL and IASIL Japan
■ 委員・役員等
1. 2021 日本ジェイムズ・ジョイス学会 会計監査
2. 2021 日本英文学会九州支部 書記
3. 2019~2021 IASIL Japan 会計監査
■ 講演等
1. 2022/11/04 第1部:『ユリシーズ』第18挿話――モリーの心の声・心の目(オンライン)
2. 2022/08/05 第1部:『ユリシーズ』第12挿話:Who is the Citizen?――実在のモデルと架空の人物のあわいで(オンライン)
■ その他
1. 2021/09~2022/12 22Ulysses:刊行100周年特別企画ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』への招待
メッセージ
■ 授業紹介
英語の授業では、総合英語の他に、医療英語も担当しています。医療現場も今後ますます英語が必要となってくるでしょう。実践的に使用できるよう、会話練習なども行っています。

文学の授業では、作品から読み取れること、感じることなどについて、プレゼンテーションを含め、積極的な意見交換を行っています。時代を経ても読み継がれる作品には、普遍的なテーマがあります。また、同じ作品を時間を経てもう一度読むと、新たな「気づき」を体験することもあります。文学も英語と同じように、人格を形成するのです。文学の「楽しさ」を一緒に味わいましょう。
■ メッセージ
英語が好きか嫌いかを問うと、「英語は嫌いです。」「英語は苦手です。」と答える学生さんは少なくありません。このような答えが返ってくると、とても悲しい気持ちになります。試験でよい点数が取れなかったからでしょうか。もしくは、文法でつまづいてしまったからでしょうか。ただ、そうだとしても、大学受験を経た今、これからは英語を「教科」の一つとしてではなく、「ツール」として、それも、自分を高めるための「ツール」として捉えましょう。英語ができることで、世界が広がり、自分の人格が形成されます。英語で理解することにより、多様な価値観を知り、受け入れることができるようになるからです。英語に対する向き合い方を変えましょう。きっと英語が好きになると信じています。