ヤスダ トモノリ   Tomonori Yasuda
  安田 大典
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科生活機能療法学専攻
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位   教授
発表年月日 2018/05/19
発表テーマ (査読あり)入浴剤の色と香りがデイサービス利用者の気分・感情に及ぼす影響
会議名 第83回日本温泉気候物理医学会総会・学術集会
主催者 一般社団法人 日本温泉気候物理医学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 鹿児島
発表者・共同発表者 久保高明、爲近岳夫、安田大典、渡邊智、石澤太市、綱川光男、谷野伸吾、飯山準一
概要 目的は、入浴剤の色と香りが高齢者の気分や感情に及ぼす影響を検討することである。入浴剤(3種類)は、市販の入浴剤(入浴剤)とその成分の一部を含むもの(入浴剤の色・香り成分のみ[色・香りあり]、入浴剤の色・香りを除いた成分のみ[色・香りなし])とした。POMS2は、前後の差で条件3でV(活気-活力)に有意差を認め(P=0.03)、条件2でTA(怒り-敵意)およびTMD(総合的気分状態)で前と比べ後で低下傾向であった。鼓膜温については条件1で有意な増加(P=0.008)が、条件2で前と比べ後で増加傾向が認められた。FSについては条件2で前と比べ後で増加傾向が認められた。その他の項目では有意な変化は認められず、実施日の気候や寒暖差等の影響も考えられ、全体としては色・香りの影響に関する示唆は得られなかった。