コガ ヒロハル   Hiroharu Koga
  古閑 公治
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位   教授
発表年月日 2010/05
発表テーマ 咀嚼嚥下運動の客観的評価の試み -表面筋電図と嚥下造影を用いて-
会議名 第59回 日本医学検査学会
学会区分 全国学会
開催地名 神戸市
発表者・共同発表者 共同発表者:古閑公治、津留俊臣、中西亮二、村山伸樹
概要 検査時の嚥下過程には命令嚥下と咀嚼嚥下があり、日常の嚥下においては咀嚼嚥下が無意識のうちに行われている。そこで、表面筋電図(SEMG)と嚥下造影(VF)を用いて咀嚼嚥下の客観的評価が可能かを検討した。VFを同時記録することにより、咀嚼嚥下時のSEMGでPSMが求められた。また、SEMGの筋活動とVFによる食塊の位置や器官の動きとの時間的な関係を求めることが可能であった。嚥下障害例において、いくつかの解析パラメータで健常群との間に差異が認められ、臨床例での客観的な評価法としても応用可能と考えられた。