コガ ヒロハル   Hiroharu Koga
  古閑 公治
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位   教授
発表年月日 1994/10
発表テーマ 被殻出血における正中神経刺激SSEP
会議名 第24回 日本脳波・筋電図学会
学会区分 全国学会
開催地名 仙台市
発表者・共同発表者 共同発表者:古閑公治、寺本靖之、中西亮二、山永裕明、上床太心
概要 被殻出血患者に対して正中神経刺激の体性感覚誘発電位(SSEP)を実施し、感覚障害、上肢機能、ADL、病巣部位との関連について検討した。SSEPの評価には、健常対照の頭皮上から記録されるN20の振幅比を用いて、正常群、振幅低下群、消失群の3つに分けた。正常群には深部覚脱失はなく、消失群では脱失、鈍麻が多数うぃ占めた。また、正常群では廃用手を認めず、消失群では実用手まで回復例はなかった。正常群では、全例がBarthel Index80以上であった。病巣との関連では正常群はⅠ、Ⅱ、Ⅲ型が多く、逆に消失群では、Ⅰ、Ⅱ型は認めなかった。