クボシタ リョウ
  久保下 亮
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科理学療法学専攻
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   熊本保健科学大学  健康・スポーツ教育研究センター
   職位   准教授
発表年月日 2012/08
発表テーマ 臨床実習居住地と不安度との関係
会議名 第25回教育研究大会・教員研修会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 単独
開催地名 福岡県
発表者・共同発表者 久保下亮
概要 学生にとって、臨床実習は学内講義とは違い、経験したことのない環境となるため、大きなストレスとなり精神的にも緊張や不安を抱える学生を多く見る。今回は、実習中の居住地の違いのより不安度に変化が認められるかをSTAI(State‐Trait Anxiety Inventory)を用いて検討することにした。実習中の学生の居住地をひとり暮らしと実家の学生とに分けて比較検討した。状態不安においては、臨床実習前と臨床実習後とを比較すると各群ともに不安度が高い数値を示している。特性不安においては、臨床実習前と臨床実習後とを比較しても大きな差は認めなかった。今回のSTAIの結果から、一概に一人暮らしを強いられる学生の臨床実習前の不安度が極端に高いとは言えないことから、さまざまな要因で臨床実習に対して不安を抱えている学生が多いと思われる。