マツモト カヨ   Kayo MATSUMOTO
  松本 佳代
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 看護学科
   職位   講師
発表年月日 2020/09/12
発表テーマ 独居高齢者がケアサービスに関する情報を得て選択し利用する過程での支援のあり方― 専門職がどのように高齢者の意思の把握やサービスに関する説明をしているか ―
会議名 日本社会福祉学会第68回秋季大会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 単独
概要 本研究の目的は、サービスを必要とする独居高齢者が、望む生活に合ったサービスを選択し利用するために必要な支援を明らかにすることである。独居高齢者の相談支援にあたる専門職へのインタビュー調査から、専門職は高齢者の困りごとや希望に対応するだけでなく、本人が自覚していないニーズも含めアセスメントし、サービス利用の選択肢が広がるよう提案したり、認知症で記憶障害があっても図示や短時間での説明を繰り返すなどして本人の意思を確認し支援に活かしていた。本人が意思を形成し表明する過程において、専門職のかかわり方が重要な意味をもつことが示された。優れたファシリテーションやケアマネジメントの技術が、専門職個々人の取り組みにとどまらず、一般化できるような研修等の機会も望まれる。