マツバラ ケイゴ   Keigo Matsubara
  松原 慶吾
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位   准教授
発表年月日 2023/06/23
発表テーマ 言語聴覚士養成課程の学生における臨床実習前の客観的臨床能力試験と自己効力感との関連性
会議名 第24回日本言語聴覚学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 愛媛
開催期間 2023/06/23~2023/06/24
発表者・共同発表者 池嵜 寛人、松原 慶吾、宮本 恵美、平江 満充帆、畑添 涼 、兒玉 成博 、水本 豪、大塚 裕一
概要 本研究では、言語聴覚士(ST)養成課程の学生における臨床実習前の客観的臨床能力試験(OSCE)と自己効力感との関連性を明らかにすることを目的とした。本研究にて、OSCE合計得点とOSCE前後の自己効力感との相関分析では、OSCE合計得点とOSCE後のST-SES合計得点(rs=0.49、p=0.004)との間のみ有意な正の相関を認めた。 また、OSCE成績低群(8名)、中群(19名)、高群(6名)の3群の⊿ST-SESの平均値は、低群-17.8点、中群5.6点、高群16.7点であり、低群は中群・高群と比べて有意にOSCE前に比べてOSCE後の自己効力感が低下していた(p=0.001、p=0.003)。技能を習得しているST養成課程の学生はOSCEでの成功体験から自己効力感が高まり、技能の習得が不十分な学生はOSCEでの失敗体験から自己効力感が低下する傾向にあると考えられた。