コガ ヒロハル   Hiroharu Koga
  古閑 公治
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1992/03
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
標題 胸郭出口症候群(TOS)における電気生理学的補助診断
執筆形態 共著
掲載誌名 銀杏学園紀要,
掲載区分国内
巻・号・頁 第16巻,67-78頁
著者・共著者 古閑公治,寺本靖之、片山雅史、古島健次、中西亮二、山永裕明、倉岡俊助
概要 短潜時体性感覚誘発電位(SSEP)のN9波形について胸郭出口症候群(TOS)患者と健常人の正中神経および尺骨神経刺激によるSSEPを術前・術中・術後で検討した。N9波形のP8-N9頂点間潜時は、術前と比較して、術後で6例中5例が短縮し、1例はほとんど変化しなかった。術中記録の3例では、前斜角筋剥離後からP8-N9頂点間潜時が短縮した。尺骨神経刺激によるSSEP、特にN9の詳細な分析は、TOSの診断および術中評価に有用であることが示唆された。