コガ ヒロハル   Hiroharu Koga
  古閑 公治
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/03
形態種別 研究論文 
査読 査読あり
標題 高齢者の正中・尺骨神経SSEPにおける基準値の検討 -自他覚所見からみた適正な母集団とは-
執筆形態 共著
掲載誌名 熊本保健科学大学 保健科学研究誌,
掲載区分国内
巻・号・頁 (第10号),7-18頁
著者・共著者 古閑公治,寺本靖之,松永 薫,中西亮二
概要 高齢者87名のボランティアを対象に,正中神経刺激および尺骨神経刺激による短潜時体性感覚誘発電位: SSEP)を測定し,被検肢の自他覚所見の有無からⅠからⅦの7つの群に分け,高齢者のSSEP基準値の作成には,どのような母集団が適切であるかを検討した.その結果,ⅠおよびⅡ群の各潜時はⅦ群と比べて有意に延長した.理想のSSEP基準値として用いる母集団は,Ⅶ群の両上肢に自他覚所見がないような集団であろう.しかしながら,今回の研究から,検査神経の支配領域に他覚所見がないⅢ群までは母集団として採用することが可能であると考えられた.