エダオ クミ   KUMI EDAO
  枝尾 久美
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科理学療法学専攻
   熊本保健科学大学  健康・スポーツ教育研究センター
   職位   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011/02
形態種別 研究論文 
標題 呼吸補助筋の活動が立位時の体幹部アライメントに及ぼす影響
執筆形態 単著
掲載誌名 平成22年度熊本大学教育学研究科修士論文
掲載区分国内
概要 自然立位と、良い姿勢と被検者が考えた自己矯正立位、セラピストが適度に腹部のローカルマッスルの収縮を促した骨盤矯正立位という3つの立位姿勢によって、矢状面アライメントとローカルマッスルの収縮がいかに変化するか、超音波診断装置と単純レントゲン撮影から解析した。対象は、健常な男子大学生21名とした。自然立位では仰臥位より、ローカルマッスルである腹横筋と多裂筋の筋厚が優位に大きく、グローバルマッスルである腹直筋は優位に小さかった。骨盤矯正立位では、他の立位より、腹横筋・内腹斜筋・多裂筋の筋厚が優位に大きかった。骨盤矯正立位では、自己矯正立位より胸椎後弯角のみ大きかったが、その他のアライメントでは有意な差はなかった。これより、骨盤矯正立位は、下部体幹が安定する立位であることが示唆された。