フナコシ カズミ   Kazumi Funakoshi
  船越　和美
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 看護学科
   職位   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/03
形態種別 研究論文　
査読 査読あり
標題 スポンジブラシを用いた口腔内刺激による即時的な口腔機能効果―健常高齢者および健常若年者の比較―
執筆形態 共著
掲載誌名 熊本保健科学大学研究誌
掲載区分国内
出版社・発行元 熊本保健科学大学
巻・号・頁 (16),67-77頁
総ページ数 10
担当範囲 全文
担当区分 筆頭著者
著者・共著者 船越和美，高島利，久保高明，大塚裕一，宮本恵美，古閑公治
概要 健常高齢者と健常若年者を対象とした調査によって，スポンジブラシを用いた口腔内刺激による即時的な口腔機能効果および刺激に対する主観的評価における両者の相違点・共通点を明らかにすることを目的とした。その結果，健常高齢者は刺激前後の口腔機能に有意な変化はなかった。一方，健常若年者は，前舌刺激群の刺激前後で舌圧が有意に上昇し，頬粘膜刺激群の刺激前後で口腔湿潤度が有意に上昇した。また健常高齢者の主観的評価「不快感」の平均得点が健常若年者に比べて有意に高く，不快に感じていなかった。以上より，スポンジブラシを用いた口腔内刺激による即時的な口腔機能の効果は，健常高齢者と健常若年者で舌圧，口腔湿潤度，主観的評価「不快感」に差異があることが示唆された。