マツオ タカシ
Takashi Matsuo
松尾 崇史 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科生活機能療法学専攻 熊本保健科学大学大学院 保健科学研究科 保健科学専攻 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 視覚的注意反応に対する単一セッションによるプリズム適応効果の汎化の検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 作業療法佐賀 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 佐賀県作業療法士会 |
巻・号・頁 | 13(1) |
総ページ数 | 8 |
担当範囲 | 全体執筆 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 松尾 崇史,吉瀬 陽,藤原 和彦 |
概要 | 本研究の目的はプリズム順応(prism adaptation:PA)後の Manual straight ahead(MSA)で適応したと判断された被験者のうち、視覚的注意反応への汎化を認めるか否かで MSA の値に違いがあるのか検証することである。結果、視覚的注意反応課題における能動・受動探索課題ともに、コントロール群と汎化群間において有意に MSA の値は低値を示した。しかし、汎化群と非汎化群間では有意な MSA の差を認めず、PA 後の MSA の数値では視覚的注意反応への汎化を予測することは困難であると示唆された。よって、単一セッションによる PA の効果を検証する上で、
PA による真の適応を認めるためにはある程度の PA 時間の確保と意図的なエラーの検出と修正が必要であるため、即時効果についてはその解釈に注意する必要がある。 |