サカモト アリサ   Arisa Sakamoto
  坂本　亜里紗
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   職位   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/09
形態種別 研究論文　
査読 査読あり
標題 交差混合試験の新規実習教材の開発：直接経口抗凝固薬を用いたインヒビター疑似検体の可能性
執筆形態 共著
掲載誌名 臨床検査学教育
掲載区分国内
出版社・発行元 日本臨床検査学教育学会
巻・号・頁 11(2),175-181頁
総ページ数 7
担当範囲 共著のため抽出不可
著者・共著者 登尾一平、山本隆敏、坂本亜里紗、田邊香野、川口辰哉、楢原真二、杉内博幸、上妻行則
概要 現在はインヒビター検体の入手が難しく、学内実習ではバリウム吸着血漿を用いた凝固因子欠損の状況のみを再現するため、CMTに対する学生の理解が深まらないことが問題となっている。今回、インヒビター疑似検体として吸着血漿だけでなく、rivaroxabanも用いてCMTの学内実習を実施した。rivaroxaban疑似検体の検査結果は典型的なインヒビターパターンを呈した。さらに実習後のアンケートでは、CMTの意義が理解できたと回答した学生が昨年より大幅に増加した。以上より、rivaroxaban添加血漿が学内実習におけるCMTのインヒビター疑似検体として使用できる可能性を見出した。