タケヤ モトヒロ   Motohiro Takeya
  竹屋 元裕
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   職位   教授
研究期間 1996~1998
研究課題 マクロファージ・スカベンジャー受容体の病理学的意義
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 文部科学省
研究種目名 科学研究費補助金(基盤研究(B)),基盤研究(B)
科研費研究課題番号 08457071
代表者 高橋 潔
連携研究者 児玉 龍彦, 宮川 和久, 竹屋 元裕
概要 1. ヒトマクロファージ・スカベンジャー受容体(MSR)に対するモノクローナル抗体ならびにMSR合成蛋白に対するポリクロナール抗体を作製し、ヒトの各所組織でのMSRの発現を細胞レベルならびに超微形態レベルで検討した。その結果、生体各所に広く分布するマクロファージにMSRの発現と細胞膜上での局在を証明した。ウシやマウスMSRモノクローナル抗体を用いたウシやマウスの組織でもほぼ同様の分布と局在が確認された。2. ヒト、ウシ、マウスの検討で、MSRは酸化LDLなどの修飾LDLやAGEと結合し、それらの取り込みに関与することが推定された。MSR欠損マウスでは、これらのリガンドのマクロファージによる取り込みに有意な減少が見られ、MSRがこれらリガンドの取り込みに直接関与していることが立証された。3. ウシ肺胞マクロファージで、金コロイド粒子で標識したアセチルLDL、酸化LDL、AGEなどのリガンドをトレーサーにウシMSRモノクローナル抗体D2を用いMSRの細胞内動態を追跡し、MSR
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/d/p/08457071.ja.html