タナカ タカシ   TAKASHI Tanaka
  田中 貴士
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科理学療法学専攻
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位   准教授
研究期間 2017/04~2020/03
研究課題 高齢期の脳内炎症を標的とした脳損傷後の神経回路再建へのアプローチ
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 科学研究費 若手研究(B)
研究機関 金沢医科大学
科研費研究課題番号 17K13079
科研費分類リハビリテーション科学
研究制度 科学研究費補助金
代表分担区分 研究代表者
研究者・共同研究者 田中 貴士
代表者 田中 貴士
概要 脳卒中などの脳損傷後にみられる運動障害などの機能障害の改善には、失われた神経回路の再編が必要である。近年、若齢期の成体マウスにおいて、損傷を免れた脳および脊髄の神経が代償的に神経回路を再編させることで、ある程度の運動機能の回復が得られることが明らかになってきた。しかし、高齢期のマウスにおいては若齢期にみられるような脳損傷後の神経回路の再編が顕著に制限されること見出した。本研究は、高齢期の神経回路の再編を阻害している機序を解明し、有効な治療法へと結びつけることが目的である。運動を実施した高齢期のマウスにおいては、神経回路の再編が促され、麻痺肢の運動機能の回復が得られることが明らかになった。