ナカムラ テツヤ   Nakamura Tetsuya
  中村 哲也
   所属   国際経営学部 国際経営学科
   職種   教授
発表年月日 2010/06
発表テーマ 購買選択行動からみた青森産リンゴのヘルシンキ輸出の可能性-Finland WINE Food & GOOD LIVING 2009におけるアンケート調査を用いて-
会議名 2010年度日本フードシステム学会個別報告要旨
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
概要 本報告は、千葉大学において青森産リンゴのヘルシンキ輸出の可能性を購買選択行動から検討した。その結果、糖度や鮮度、果汁といった項目の評価が高く、次いで、低価格性や有機栽培といった属性が評価されている。また、原産地としての日本の評価は、とても高いことが分かった。ヘルシンキ向けの青森産リンゴの小売価格を日本国内の価格水準にまで少しでも近づけることができれば、ヘルシンキにおける販路は拡大するであろう。他方、青森産大玉リンゴについては、参加者に一定の評価は得られたのであるが、特に価格がネックになる可能性が高い。デパートでは中心価格帯が1.5~3.0EURO、有機栽培リンゴが5.0EURO前後である。これらを考慮した価格設定と、より富裕層向けの販売戦略が必要となるだろう。