イシヅカ カツミ
Ishizuka katsumi
石塚 勝美 所属 国際経営学部 国際経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | Japan's Development Assistance in Timor-Leste |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 共栄大学研究論集 |
掲載区分 | 国内 |
概要 | この論文は、日本の東ティモールにおける援助について論じている。日本は、1970年代より東ティモールにおいては、インドネシア寄りの政策をとっていた。しかしながらポスト冷戦期においては人道援助の概念の国際社会における普及や、国際社会、とりわけ国際連合による東ティモールの平和構築の推進の影響もあり、日本の東ティモールにおける開発援助が積極的に行われている。日本の東ティモールへのODA援助の特徴は、紛争に直接関与しない経済復興に密接に関与している援助が多いことがあげられる。統計的に考慮しても、東ティモールへの日本のODA援助は、アフガニスタン、スリランカ、カンボジアと比較しても成功していると言える。一方、日本の東ティモールへの援助は更なる受益者との対話や、持続可能な発展を視野に置いた、技術者や経営者の養成が必要とされる。 |