イシヅカ カツミ
Ishizuka katsumi
石塚 勝美 所属 国際経営学部 国際経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | Japan and Tonga - A Discussion of Japan's ODA, the 2003 Charter and ’aid with a face’ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 共栄大学研究論集 |
掲載区分 | 国内 |
概要 | この論文は、日本のODA政策について扱っており、この論文の後半には日本のトンガにおけるODA援助について論じている。日本のODAによる援助額は、その当時世界第2位を誇っている。しかし日本のODAは、多分に政治的な影響を受け、日本の経済状況を考慮した国益重視の援助であり、受益者サイドや援助の効率を軽視しがちであった。また援助の対象も全世界の中でもアジアへの援助がとりわけ多いのも批判対象の一つである。そのような批判を受け発表された、2003年のODA憲章では、依然としてアジア地域への援助を中心とするものの、他のドナーやNGO、更には地域機構とのさらなる協調体制の構築を目標としている。また自助努力の向上も強調されている。そのような目標のもとに行われているトンガでのODAの実施は地域社会から高い評価を受けている。筆者による現地調査によると、日本のトンガでのODA援助は、地域の住民に深く、直接関与しており、日本のODAが目指す「顔の見える援助」が浸透していると考えられる。 |