イシヅカ カツミ
Ishizuka katsumi
石塚 勝美 所属 国際経営学部 国際経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 国際社会の平和維持軍設立への迅速対応に関する問題:1999年の東ティモールのケースから |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 共栄大学研究論集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第4号,1-24頁 |
概要 | この論文は、国連平和維持活動研究の大きなテーマの一つである、国連平和維持軍の迅速対応の問題を扱っている。1990年代のルワンダやボスニアではこの問題が過小評価されたために、国際社会はそれらの地での大規模な虐殺を防止することができなかった。国際社会および国際連合がこの問題について深刻に取り組んでいるかに関しては疑問の余地がある。この論文は、東ティモールにおける1999年8月の独立を問う住民投票の前後に起きた反独立派民兵による虐殺行為に対して国際社会設立した平和維持軍について論じ、その対応の迅速性及び正当性を追求した。その結果東ティモール維持隊設立の迅速性は以前と改善されておらず、ルワンダやボスニアのミッションの教訓が生かされたとは言い難い。 |