イシヅカ カツミ
Ishizuka katsumi
石塚 勝美 所属 国際経営学部 国際経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | The Evolution of Irish Diplomacy through the EU and the UN |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本アイルランド協会学会誌エール |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (24号),1-19頁 |
概要 | この論文は、アイルランドの外交政策を冷戦期・ポスト冷戦期を通して包括的に論じている。冷戦期のアイルランドの外交政策は、国連外交と言っていいくらい国連を中心とした中立政策であった。その中でもとりわけアイルランドの中立政策として顕著な例を挙げられるのは、国連PKOへの貢献のみならず、1957年の中華民主主義人民共和国の国連入りの問題、1958年の核不拡散に関する問題、1970年台以降の中東問題におけるアイルランドの国連における政策等である。一方、ポスト冷戦期においては、EUの一員としてのアイルランド政策が顕著に挙げられた。これはアイルランドのニース条約批准のための国民投票において顕著に表れた。2001年2月26日の国民投票においてニース条約は批准されなかったものの、その後のアイルランド政府のいわゆる“Yes”キャンペーンによって、2002年10月19日の2回目の国民投票で遂にニース条約が批准されたのであった。 |