イシヅカ カツミ
Ishizuka katsumi
石塚 勝美 所属 国際経営学部 国際経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | Australia's Policy towards East Timor |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | The Round Table: The Commonwealth Journal of International Affairs |
概要 | この論文は、地域大国であるオーストラリアの東ティモールに対する政策を歴史的に論じたものである。オーストラリアは、国連の公式見解に反しインドネシアの東ティモールの併合を承認した国家であり、これはオーストラリアのイスラム最大国家のインドネシアとの外交戦略を考慮しての結果であった。またオーストラリアは、東ティモールとの間でティモール海の油田の分割割合に関しても長い間論争を繰り広げている。このように東ティモールに関しては、否定的・敵対的なスタンスを取ってきたが、安全保障、とりわけPKOに関しては、東ティモールに対する最大の貢献国となっている。これは地域の安全保障の維持を目的としているが、過去における東ティモールへの償いの意味も込められていると考えられる。 |