イシヅカ カツミ
Ishizuka katsumi
石塚 勝美 所属 国際経営学部 国際経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | Current Issues in Peacekeeping Operations |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | An Cosantoir Review 2003 |
出版社・発行元 | Ireland |
概要 | この論文は、ポスト冷戦期のPKOについて論じている。1980年代後半、そして1990年代前半のソ連の崩壊・冷戦構造の終結は、PKOの数的にも、質的にも、さらには「精神的」にも大きな変貌を遂げた。そして2001年に起きたアメリカ同時多発テロにおいても世界の安全保障体制は変わっていくであろう。例えば、平和維持活動(PKO)に取って代わられるかもしれぬ平和執行部隊は、ソマリアやユーゴスラビアでは批判を受けたが、これはいわゆるオペレーションのあり方や兵士の訓練の仕方によって変わってくる。またポスト冷戦期において国連の平和オペレーションにおける包括的なキャパシティーに関する問題は、平和活動の地域機構による運営である程度は解決できよう。PKOの地域化に関してはNATOがよく知られているところであるが、これからはEUのthe European Rapid Reaction Force (ERRF)が注目を浴びていくであろう。 |