アキヤマ タカヨシ   Akiyama Takayoshi
  秋山 高善
   所属   国際経営学部 国際経営学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 「簡易課税制度における基準期間の意義」
執筆形態 単著
掲載誌名 国士舘法研論集
掲載区分国内
巻・号・頁 (11号),25頁
概要 消費税の簡易課税制度(消費税法37条)と基準期間(消費税法2条1項14号)との関係を探究する目的の論文である。
簡易課税制度は、消費税の納税義務の有無を判定する際に用いる基準期間を使って、簡易課税制度の適用の有無を判定する。そこで、簡易課税制度と基準期間との関係の有無について検討した。
その結果、簡易課税制度と基準期間は何ら関係せず、全く別個の制度である基準期間を簡易課税制度が使っているにすぎないことがわかった。
以前の論文からのテーマである消費税の制度を現在のものとは異なる制度設計をするために、現行の制度が維持される理由の一つである基準期間はすでに今日的意義を失っていることを立証するための論文の一つが本稿である。
加筆・修正して博士論文の一つの章にする予定である。