オノ ナオコ
Ono Naoko
小野 奈生子 所属 教育学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/05 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 質的調査が求めるものは何か ―脱心理学的リサーチャーの調査観から学ぶ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 北澤毅・古賀正義編『質的調査法を学ぶ人のために』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 世界思想社 |
巻・号・頁 | 229-255頁 |
概要 | われわれがごく当たり前に過ごしている日常生活に目を向け,その中に埋め込まれた「社会」の構造を読み解くことをめざした質的調査法の現状や課題をめぐって,実際にその手法を用いた研究を行っている研究者や院生の間でとり行われた座談会に参加している。その中で,いわゆる「現場」において実際に展開されている相互行為を一定の方法論的観点から分析することによって得られる研究知見を,いかにして現場に還元することが可能かという問いを投げかけている。研究の対象者を単なる「対象」に留めおくのではなく,協同してより有益な知見を生み出す存在として捉えることの重要性に関する問いでもあると言える。 |