シガ サトミ   Shiga Satomi
  志賀 里美
   所属   人文学部 日本語日本文化学科
   職種   助教
発表年月日 2015/07
発表テーマ 「「過ぎる」の構文化についての一考察」
会議名 第197回 青葉ことばの会
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
概要 『現代日本語書き言葉均衡コーパス』のコアデータ及び、明治期の『近代女性雑誌コーパス』の用例を比較し、「過ぎる」について考察を行った。その結果、明治期に見られる「に過ぎる」「に過ぎない」の肯否の対応が現代語にはなく、「に過ぎない」のみしか残っていないこと、また、意味も「通過しない」という意味ではなく、「ただ~である」という特別な意味を持っており、構文化していることが判明した。