イナモト マリコ   Inamoto Mariko
  稲本 万里子
   所属   人文学部 日本語日本文化学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/10
形態種別 論文
招待論文 招待あり
標題 「「源氏物語絵巻」の解釈をめぐって―文学研究と美術史研究の共同に向けて」
執筆形態 単著
掲載誌名 伊井春樹監修、池田忍編『源氏物語と美術の世界』(『講座 源氏物語研究』第10巻)
掲載区分国内
出版社・発行元 おうふう
巻・号・頁 42-63頁
概要 本稿は、立教大学日本文学科創設50周年記念国際シンポジウム「21世紀の日本文学研究」の第2セッションシンポジウム「図像・ジェンダー・源氏文化」(立教大学、2006年11月)において発表した内容を増補したもの。『源氏物語』研究者による「源氏物語絵巻」論と、日本美術史における「源氏物語絵巻」研究との違いを指摘し、「源氏物語絵巻」の解釈の可能性について論じた。筆者は、物語に反して描かれた、あるいは描かれなかったモチーフにこそ、制作者の権力・幻想・欲望が反映されていると考える立場から、「源氏物語絵巻」研究の今後の展望と、日本文学研究者との共同の可能性について述べた。