オカモト キヨミ   Kiyomi Okamoto
  岡本 浄実
   所属   京都文教大学  こども教育学部 こども教育学科
   職種   教授
発表年月日 2019/03/03
発表テーマ 健康課題の見える化の試み~地域人材との連携~
会議名 日本健康相談活動学会第15回学術集会抄録集
主催者 日本健康相談活動学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 くまもと県民交流館パレア
発表者・共同発表者 ○青嶋 裕子(長野県飯田市立高森南小学校)、岡本浄実(京都文教大学臨床心理学部)
概要 新たな赴任先の小学校では、「転倒」「頭部打撲」が多く課題となっていた。全学をあげて注意喚起・安全教育・体幹トレーニング等行われていたが、今年度は新たな視点を加え健康教育を実施した。新たな視点として自らの体(足)の観察を行い、保健師・健康運動指導士等多くの地域人材が関わり健康課題を見える化し健康教育を試みた。平成29年9月に足裏アンケートおよび足形チェックを行った。保健師および健康運動指導士による「足裏観察・足裏マッサージの授業」を行った。足形チェックでは、親指(外反母趾)、土踏まず(縦アーチ)、指(うき足)のポイントを子どもたちが観察し記録を行った。また、自宅でできる「足の指、アーチの手入れ」を学び1ヶ月の実践を行った。
 結果、休み時間に体育館や運動場で遊び子どもが9月11.0%から10月には27.0%に増加した。また、「疲れを感じている」という質問に対し、9月には17.0%、10月には43.0%と「全然疲れない」と感じる子どもが増加した。また、対象の学年の保健室来室が減少した。