オオマエ アキマサ   Akimasa Oomae
  大前 暁政
   所属   京都文教大学  こども教育学部 こども教育学科
   職種   教授
発表年月日 2023/12/03
発表テーマ 「評価の視点」を与えることによる児童の問題解決力への影響 第4学年「雨水のゆくえと地面の様子」の授業を通して
会議名 令和5年度日本理科教育学会近畿支部大会(奈良大会)
主催者 日本理科教育学会
学会区分 地方学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 奈良教育大学
発表者・共同発表者 孕石泰孝,大前暁政
概要 探究的な学びを学習者主体で進める際,「評価の視点」を与えることで,探究の過程を自律的に進めやすくなると考え,授業実践の結果を報告した。「評価の視点」は,具体的に,「仮説の発想」,「解決方法の発想」,「より妥当な考察」の3つの視点を設定することとした。探究の実態を,学習者のワークシートを基にして評価したところ,「評価の視点」を与えた実験群では,与えなかった統制群に比べ,より質の高い探究活動を進めることができていることが明らかとなった。ただし,学力低位の学習者に対しては,別の指導や支援が必要なことが示唆される結果となった。