|
シミズ アキコ
Akiko Shimizu
清水 亜紀子 所属 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 臨床心理学研究科 博士前期課程 職種 准教授 |
|
| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2020/03/24 |
| 形態種別 | 学術書 |
| 標題 | 事例研究から学ぶ心理臨床 事例４ 白血病を機に、自らの生き方を見つめ直そうとする40代女性との心理療法 |
| 執筆形態 | 共著 |
| 掲載誌名 | 京大心理臨床シリーズ13 事例研究から学ぶ心理臨床 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 創元社 |
| 巻・号・頁 | 13 |
| 総ページ数 | 384 |
| 著者・共著者 | 桑原 知子 編著 / 田中 康裕 編 / 梅村 高太郎 編 |
| 概要 | 白血病のクライエントとの心理療法について事例検討を行った。その結果，クライエントは，「生きる」方向とあの世に「逝く」方向の両者の狭間の中で，自らが40代で命を落すという運命を受け入れていくというモーニングワークに取り組み，最後に感謝が生じてくるまで，十分にそのワークがなされたことが明らかとなった。また，その一方で，クライエントは，自らの「子ども性」を育てる母親的な存在も，父親的存在も共に生きたことが窺えた。さらに，セラピストの夢の検討を通して，生と死とは，その根本的な同一性と他者性が同時に存在しているものであることが示唆された。
編著：桑原知子／編者：田中康裕・梅村高太郎 |