オオマエ アキマサ
Akimasa Oomae
大前 暁政 所属 京都文教大学 こども教育学部 こども教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/09 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 小学校理科に「探究の過程」を取り入れるための指導方略-より妥当な考えを導く考察の過程を中心に- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | こども教育学部研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 1,51-70頁 |
概要 | 本研究では,小学校において探究の過程を取り入れるための指導方略を,考察の過程に絞って調査した。探究の過程では,実験後に結論を導く場面で,より妥当な考えを導くための指導方略が必要となるため,先行実践から指導方略の抽出を行った。その結果,考察の前段階の「仮説の発想」と「解決の方法の発想」において,学習体験と生活経験を基に自然の決まりを意識させた上で,複数の仮説の発想を検討させる必要があることがわかった。また,結論を導く考察場面では,自然の決まりと具体的な現象の両方を意識させた上で,話し合い活動を取り入れ,多面的に,各結論の妥当性を検討させる必要があることが明らかとなった。 |