センシュウ カヨ   Kayo Senshu
  千秋 佳世
   所属   京都文教大学  臨床心理学部 臨床心理学科
   京都文教大学  臨床心理学研究科 博士前期課程
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/03
形態種別 調査報告書
標題 臨床的方法としての「めぐる」ことに関する体験的研究
執筆形態 共著
掲載誌名 研究開発コロキアム平成20年度研究成果報告書
出版社・発行元 京都大学大学院教育学研究科
巻・号・頁 146-159頁
著者・共著者 山本有恵・千秋佳世・古川裕之
概要 前年度,波照間島にて魂をめぐる語りに立ち会った体験から,対象化の敵わないテーマを「めぐる」ことの方法的可能性を検討した。めぐる主体としての我々は,他者の日常性に臨むことで主体性を喪失する事態に陥る。しかし,その喪失を自覚的に引き受けることで「わたし」と「他者」の出会いが生成され,それは心理臨床における「見立て」の契機につながる可能性が示唆された。