ユザワ ヨシタカ   YUZAWA Yoshitaka
  湯澤 芳貴
   所属   日本女子体育大学  体育学部 スポーツ科学科
   職種   教授
発表年月日 2016/08
発表テーマ 9人制女子バレーボールにおける戦術に関する研究 −サーブ効果率の検討−
会議名 日本体育学会第67回大会
学会区分 全国学会
開催地名 大阪体育大学
発表者・共同発表者 共同発表者:古瀬由佳・湯澤芳貴・塚本博之
概要 本研究は9人制のサーブの種類, 1st,2ndのサーブ効果率, レセプション評価, ブレイク率を分析し, サーブの効果と最も有効と思われるサーブの種類を検証することとした。その結果, 1stサーブでレセプションをC・D評価で崩しても, 得点に結びつけることが難しい。したがって,「ブレイク率を上げる=得点を獲得する」ためには, 1stサーブにおいて, SPを常に狙ってサーブを打たねばならない。これがブレイク率を上げるための重要な要因であり, 指導の立場からも1stサーブでエースを取るための強化練習が求められるであろう。また, 2ndサーブにおいては, まずミスを必ず避けることを前提とし, SPを狙うリスクを負わず, レセプションC・D評価を目指し, できるだけ相手を崩して, より有利な展開でラリーに持ち込んでいくことが重要であると考えられる。