ヤギ アリサ
YAGI Arisa
八木 ありさ 所属 日本女子体育大学 体育学部 ダンス学科 日本女子体育大学大学院 スポーツ科学研究科 スポーツ科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03/10 |
形態種別 | 調査報告書 |
標題 | 2019 年度武道等指導充実・資質向上支援事業「指導成果の検証」 「中学校ダンス学習の実施状況に関する調査」報告書 |
執筆形態 | 編者(編著者) |
掲載区分 | 国内 |
総ページ数 | 80 |
著者・共著者 | 八木ありさ, 宮本乙女, 高橋修一, 須甲理力, 高野美和子 |
概要 | 中学校保健体育で必修化されて8年経過したダンス学習指導の実践状況を確認することを目的とした質問紙調査を実施した。184校191名の回答を得た。令和元年度「ダンス」配当時間は平均して7.55±3.18時間で、3つの種目の実施割合(複数可)は「創作ダンス」26.63%〜38.59%、「フォークダンス」14%〜58%。「現代的リズムのダンス」46.2%〜57.61%。クラス編成は、学年進行とともに「男女共習クラス」の割合が低くなる傾向が認められた。
指導経験が長いほどダンス授業必修化に肯定的で、ダンス授業必修化に肯定的である回答者群や指導歴の長い回答者群、そして女性の回答者群では、男女の指導には差がないと考えていた。 回答者たちは、必修化後、生徒のダンスに対する興味関心が高まっており、抵抗感が少なくなってきたと感じており、以前に比べて研修会がよく行われていることが評価されている。 この領域での今後の課題は、①男女にわたる指導者(教員)数の確保、②小学校での学習との関係の理解や、進んだ段階の学習指導の理解につながる研修機会の確保、③個別の状況に応じた指導力涵養支援、④ICT他多様な教具・機器活用方法の研究支援、などである。 |