ホシカワ ヨシヒロ   HOSHIKAWA Yoshihiro
  星川 佳広
   所属   日本女子体育大学  体育学部 スポーツ科学科
   日本女子体育大学大学院  スポーツ科学研究科 スポーツ科学専攻
   日本女子体育大学附属基礎体力研究所  附属基礎体力研究所
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/01
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 メタボリックシンドロームを合併した肥満小児における動脈硬化の危険性と体脂肪分布
執筆形態 共著
掲載誌名 発育発達研究
掲載区分国内
巻・号・頁 (第46号),1-10頁
著者・共著者 共著者 小栗和雄、星川佳広、冨樫健二、春日晃章、館俊樹、藤井勝紀、松岡敏男
概要 (2番目)
子どもの肥満が社会的問題になっているが、小児におけるメタボリックシンドローム(MS)の知見は多くない。小児肥満においてMSの有無と動脈硬化の関係性を、最近知られた初期の動脈硬化マーカーである、LDLコレステロール粒子サイズ,高感度CRPによって検討した。MSを合併した小児は肥満児の12.2%に認められ、小児としては非常に高い体脂肪率(>35%)の場合に生じていた。多くの小児肥満は皮下脂肪型を示すがMSの小児は内臓脂肪蓄積傾向にあり、ウェスト径増大、インスリン抵抗性・脂質代謝異常、血圧高値が亢進した状態にあった。また、高感度CRPが高く、LDL粒子サイズの小型化が進んでおり、動脈硬化が顕著に進展していた。