モリ タツコ   MORI Tatsuko
  森 立子
   所属   日本女子体育大学  体育学部 ダンス学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 身体への視線――ノヴェールとダンサーの身体
執筆形態 単著
掲載誌名 「日本女子体育大学紀要」
掲載区分国内
巻・号・頁 第48巻,19-26頁
概要 本論は、J.-G.ノヴェールの『舞踊とバレエについての手紙』に現れる身体観についての考察を目的とするものである。自身ダンサーとして、また振付家として活動しつつ『手紙』の執筆を手がけたノヴェールにとって、ダンサーの身体とは、バレエ作品の「物語を語る媒体」であると同時に,「鑑賞すべき対象」でもある。特に後者の意識については,①舞踊の3つのジャンル各々の特徴をいかに表現するかという配慮、②ノヴェールの実践家としての経験と舞踊教育の現状に対する危機感、③18世紀における解剖学の発展、といった要素と深く関わっていることが明らかとなった。