カザマ フミアキ   Fumiaki Kazama
  風間 文明
   所属   十文字学園女子大学  教育人文学部 心理学科
   職種   教授
発表年月日 2015/11
発表テーマ 社会的役割占有感と世間代弁者認知の関係
会議名 日本社会心理学会第56回大会発表論文集,p125.
単独共同区分 単独
概要 「ある個人が占める社会的位値に関して、社会からの役割期待を認知し、その期待される役割を遂行し義務や責任を果たす一方で、社会の中に自分の居場所があるという安心感を伴う感覚」を意味する社会的役割占有感という概念を提唱し、測定のための尺度項目を作成した。世間代弁者認知との関係を検討したところ、近所の人や友達といったミウチではない身近な他者を世間代弁者と認知すると役割期待認知が高まること、不特定の他者を世間代弁者と認知すると、社会的居場所感が低下する一方で「社会」を世間代弁者と認知すると社会的居場所感が高まることが示された。