イトウ ミホ   Miho Ito
  伊藤 美穂
   所属   十文字学園女子大学  人間生活学部 健康栄養学科
   職種   講師
発表年月日 2018/08
発表テーマ 東京都の家庭料理 主菜の特徴 ―23区と都下、島しょの主菜の特徴―
会議名 日本調理科学会平成30年度大会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 武庫川女子大学、兵庫
発表者・共同発表者 発表者:伊藤美穂,赤石記子,色川木綿子,宇和川小百合,大久保洋子,香西みどり,加藤和子,佐藤幸子,白尾美佳,成田亮子
概要 昭和30~40年頃の東京都の家庭料理について、40年以上居住している70歳以上の対象者13名に聞き書き調査を実施し、次世代に伝え継ぐ家庭料理における23区、都下、島しょの主菜の特徴を検討した。肉料理は、23区内で多く出現し、すき焼き、とんかつ、ロールキャベツ、餃子などが挙げられた。その他、ステーキ、メンチカツ、カレー、ハンバーグなどの洋風料理がみられた。魚料理は、都下では川魚料理、島しょではくさやなど島特有の魚料理がみられた。23区の西部と南部では洋風料理が多くみられ、これらの地域では高度経済成長期の中で、食生活が変化していく様子が推察できる。一方、都下や島しょでは、地域の食材に根差した伝統的な食生活がみえた。