イトウ ミホ   Miho Ito
  伊藤 美穂
   所属   十文字学園女子大学  人間生活学部 健康栄養学科
   職種   講師
発表年月日 2016/05
発表テーマ 学校給食と通した和食の保護・継承
会議名 日本家政学会第68回大会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 金城学院大学、愛知
発表者・共同発表者 発表者:宇都宮由佳,伊藤美穂,秋永優子,糦須海圭子,江原絢子,朴卿希
概要 全国の小学校の給食献立を調査し、あわせてアンケート調査、ヒアリング調査を実施して、学校給食における和食や郷土料理の取入れ実態を明らかにすることを目的に研究した。 献立は地域別に収集し「主食・汁・おかず」の組合せ分析をした。アンケート調査は、全栄協の講習会参加者の栄養教諭・学校栄養職員(228名)を対象に実施した。献立分析では、米飯が多い地域、麺とパンなど複数主食が多く出現する地域に、地域的な特徴が出現した。汁と飯の組合せた料理様式は、日本・中国料理以外に韓国料理が各地域に出現していた。アンケートにより郷土料理は、96%が実施していたが、首都圏ではその比率が低かった。実施理由は「地域の食文化継承」、「地産地消」が多く、実施上困っていることは「食べたことがない」、「大量料理が困難」が多かった。ヒアリング調査から、学校給食の献立は、トレイにのせる食器の種類や数の制限なども影響することが明らかとなった。