タカダ ケント   Kento Takada
  髙田 健人
   所属   十文字学園女子大学  人間生活学部 食物栄養学科
   職種   講師
発表年月日 2017/06
発表テーマ 介護保険施設における入所者80名あたり管理栄養士2名配置体制による<入院>・<在宅復帰>に対する影響
会議名 第17回日本健康・栄養システム学会(愛知)
主催者 日本健康・栄養システム学会
単独共同区分 共同
開催期間 2017/06
概要 入所者80名以上の介護保険施設において、管理栄養士2名以上配置施設では1名配置施設に比べ経口維持加算(Ⅰ)(Ⅱ)算定割合が有意に高く、老健では退所後訪問指導加算算定者の割合が有意に高かった。さらに特養では1年間の累積入院率について1名配置に対するハザード比は2名以上配置の群で0.797(95%信頼区間0.645-0.986)と有意に低く、老健では1年間の累積在宅復帰率について1名配置に対するハザード比は2名以上配置の群で2.179(95%信頼区間1.777-2.672)と有意に高かった。この結果から、管理栄養士複数配置施設においては特養では入院の抑制、老健では在宅復帰が促進され、施設として求められる機能が十分に発揮されていると考えられた。
発表者:○高田健人、松山紗奈江、藤川亜沙美、加藤昌彦、榎裕美、宇田淳、髙田和子、大原里子、遠又靖丈、長瀬香織、苅部康子、堤亮介、小山秀夫、杉山みち子