タケダ ヒロオ
Hiroo Takeda
武田 比呂男 所属 十文字学園女子大学 教育人文学部 文芸文化学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | (研究紀要) よみがえりと転生-『日本霊異記』をめぐって- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 明治大学文学部紀要『文芸研究』 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第123号),45-64頁 |
概要 | 日本最古の仏教説話集である『日本霊異記』には、いったん死んだ人間がよみがえって冥界の様子を語る話や、死んで動物に生まれ変わって返済をしているという転生の話が多く載る。それらのなかに古代人の身体観・生命観と説話の関連を具体的に読み解き、仏教的な輪廻転生の論理がシャーマニックな宗教風土と接合する様相をあきらかにし、世界観が変容する過渡期の問題を考察した。また、こうした説話を収集・編纂するなかで、景戒自身の宗教的境位が育まれ、下巻第三十八縁の火葬の夢につながったことなどを論じた。A5, |